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小学校のカリキュラムの問題について指摘し続けていた教師が、とうとう退職に追い込まれた。
このほど退職した教師ファドリ・サレさんは、所轄官庁の教育省を「あまりに大切に思いやっている」がゆえに、早期退職を選んだ。ファドリさんが、ゴンバッ第一国民学校で撮影した送別会の写真を自身のFacebookに投稿したことで、退職したことが判明した。
ファドリさんはかねてから、数学のカリキュラムに対し率直に批判を続けてきたことで広く知られている。学習内容が進みすぎており、多くの児童がついていけてないことをはじめ、子どもたちが日々重いカバンを背負って登校しなければいけない問題などさまざまな批判を展開。これに対し、所属先からの解雇や降格の脅威にさらされてきたが、ファドリさんは教育改革のために声を上げ続けてきた。
今後は、教育分野で働きながら、それに影響を与える問題について発言し続けるとの考えを明らかにしている。