タイ南部のナラティワートで爆弾テロ、自衛団メンバー5人が死傷

マレーシア国境近くのタイ南端ナラティワート県チャナエ地区で2月11日午後、爆弾テロとみられる事件が発生し、行政事務所に向かう途中だった地元の自衛団メンバー2人が死亡、3人が負傷した。13日付の国営ベルナマ通信が伝えた。

ナラティワート警察副署長によると、5人が現場に到着した際、ガスボンベに取り付けられた重さ50キロの手製爆弾がトランシーバー操作により爆発したという。この爆発で道路には深さ1メートルの穴があいた。
副署長は記者会見で「強烈な爆発で5人が負傷し、1人は12日に、もう1人は13日に亡くなった」と述べた。