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アンワル・イブラヒム首相は、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の2月25日付のインタビューで、欧米の中国嫌悪の高まりを非難した。地元紙なども伝えた。
インタビューで、アンワル首相は「なぜマレーシアがアメリカのために、最大の貿易相手である中国と『けんか』を選ぶのか」と疑問を呈した。さらに、アンワル首相の外交関係が米国よりも中国と緊密であるように見えることを示唆する質問には、「マレーシアは独立国家としていかなる国との外交関係も含め、外交政策を決定する権利がある。米国との良好で安定した関係を維持する一方、中国を重要な同盟国として見ている」と中立であることを強調した
これを受け、中国外交部の報道官は26日の記者会見で、「アンワル首相の発言は広範な発展途上国の声を反映している」と指摘。「中国の発展は世界にとってチャンスであり、誰にも脅威を与えない。中国は独立自主の平和外交政策を堅持し、陣営対抗と陣営選びの強要に反対する」と述べ、引き続き、平和共存5原則に基づく各国との友好協力を追求する姿勢を見せた。