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マレーシアオリンピック委員会(OCM)はこのほど、2026年に予定される英連邦競技大会(コモンウェルスゲームズ)の開催国として1億英ポンド(約6億リンギ)の支援を打診されたことを明らかにした。同大会は、旧大英帝国の旧領土などを軸とする国家連合「英連邦(コモンウェルス)」56の加盟国・地域が参加する、五輪・パラリンピックと同様の形で行われる大規模スポーツイベント。前回の2022年大会はイングランド中部バーミンガムで行われた。
2026年大会をめぐっては昨年7月、豪州ビクトリア州がコスト高騰を理由に開催計画から撤退したため、現在ホスト国がいない状態にある。OCMは、新たな開催地を設定したい英連邦競技大会連盟(CGF)から、ビクトリア州の代わりにホスト国になるよう正式に打診されたという。ただCGFは「潜在的なホスト国との詳細な議論を進めている」と述べるにとどまっている。
OCMのウェブサイト上には、「1億ポンドが2026年大会の“現地開催とレガシー計画“を支援するために提供される」と記されている。
マレーシアでの同大会の実施は1998年に首都クアラルンプールで1度開催した実績がある。
今回のCGFの動きについて、マレーシア英連邦競技大会協会のモハマド・ノルザ・ザカリア会長は、「2026年の大会開催は1998年の成功に基づき、マレーシアが再び世界のスポーツ界に影響を与えられる千載一遇の機会」と述べている。