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マレーシア気象局(MetMalaysia)は3月24日、同局のFacebookでの天気情報において、マレー半島の29地域、サラワクの3地域、サバの1地域に対し「レベル1の熱波」警報を発令した。マレー半島ではクダ州の10地域、ペラ州の4地域のほか、パハン州、ジョホール州、クランタン州、マラッカ州の一部でこうした熱波が記録されている。
これに加え、ペルリス州、ペラ州、ペラック州、サバ州の一部では、24日午後までに少なくとも3日連続で最高気温が37~40度の範囲とされる「レベル2の熱波」が記録された。
保健局は、レベル1の高温警報が発令され、気温が35度を超える場所にある学校は、教室外での全ての活動を一時的に中止するよう助言を行っている。
マレーシアにおいて「熱波状態」とは、毎日の最高気温が37度を超えることを指す。
こうした状況に対し、ムハマド・ラジ・アブ・ハッサン保健局長は、天候状態が「熱波」にある場合、教育省(MOE)は、その「教育機関の閉鎖ガイドライン」に記載されている通り、学校の閉鎖を含む必要な措置を講じることができると述べている。熱波の際の行動計画を示す保健省(MOH)による文書としては、「2016年熱波行動計画」「2021年熱波健康リスク管理行動計画」といったものがある。
同保健局長は、「長時間にわたる高温への露出は、特に子供、高齢者、慢性疾患を持つ人々などの高リスク群にとって健康に害を及ぼす可能性がある」と言及。「生徒は、生理的要因と水分摂取の不足のため、高温にさらされることによる健康問題の影響を受けやすい高リスク群の一つと考えられる」とし、熱波時における適切な対応を行うよう改めて注意を促している。