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英国に本拠を置く調査会社グローバルデータは、今年のマレーシア国内におけるクレジットカード及びデビットカードによる決済は約3,870億リンギに達すると予想している。
同社によると、「デビットカードによる決済が1,564億リンギを占め、残りの2,305億リンギがクレジットカードによるもの」と推定する。
マレーシアにおけるカード支払いの増加について、「銀行利用者の拡大とポイント・オブ・セール(POS)インフラの発展のおかげで支払いインフラはデジタル化に向けて徐々に移行する」と分析。マレーシアではまだ広く現金が使用されているが、電子決済に徐々に移行する傾向があるという。こうした傾向の一因にはコロナ禍による影響もあると説明している。
なお、昨年のカード利用高は3,512億リンギに達したと分析している。また、未来予測に基づくと、マレーシアでのデビットカードとクレジットカードを併せた支出について、来年には4,225億リンギ、2026年には4,592億リンギ、2027年には4,960億リンギ、そして2028年には5,331億リンギに達するとの予想を明らかにした。