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首相府大臣、ハリラヤ入りの観測根拠を説明

首相府大臣、ハリラヤ入りの観測根拠を説明

2024.04.11 政治・社会

マレーシアのイスラム教徒(ムスリム)は4月10日、ハリ・ラヤ・アイディルフィトリ(ハリラヤ)の祝日に入った。これについて、モハメド・ナイム・モクタール首相府大臣(宗教担当)は、ラマダン(断食月)が終わり、シャワル月に入ることを示す決定方法について改めて説明した。

マレーシアは「ルクヤ」(月の目撃)と「ヒサブ」(天文計算)の方法を、「イムカヌル・ルクヤ」の基準に基づいてシャワル月の始まりを決定していると説明。この基準は、新月が日没時に地平線から3度以上6.4度未満の位置にある場合に、目視可能と見なされる条件をいう。

サウジアラビアがマレーシアより先行して「シャワル月の初日を祝う」と発表したことから、「マレーシアもこのあとハリラヤの祝日に入る」と人々の間で憶測を呼んだ。これはサウジアラビアはマレーシアより西にあることから、時差などの関係で1日早く月の目撃観測を行っており、ラマダンにも1日早く入ったという経緯があるためだ。

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