KL市内でまたも街路樹倒壊＝死傷者はなし

交通や緊急事態を監視・調整する機関であるクアラルンプール指令制御センター（KLCCC）によると、5月13日午後3時過ぎ、クアラルンプールの通りの一つ「ジャラン・ピナン」に面するビル「メナラ・プレステージ」付近の街路樹が倒壊した。駐車中の車数台が倒木で損傷を受けたものの、ケガ人等の報告はない。

クアラルンプールでは先にも街路樹の倒壊が発生。一人が即死する重大事故が起きている。

クアラルンプール市役所（DBKL）の広報担当者は、同日午後4時前には現場に撤去を手掛ける契約業者が到着、作業員が被害箇所の瓦礫の清掃などを行なっているとの声明を出した。ただ、KLCCにも近いこのエリアはしばらくの間道路が閉鎖された。

さらに、KLCCCの担当者は、ジャラン・ピナンでの木の倒壊事故の前後に、ジャラン・アワン・ベサルとKLセレンバン高速道路で小規模な突発的洪水が報告されているとのコメントを出している。