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サイフディン・ナスティオン・イスマイル内務相は、クアラルンプール国際空港(KLIA)の出入国管理場に設置されている自動入国システム(オートゲート)について、これを使って審査を受けることができる36カ国の追加リストを発表した。6月1日から実施となる。
リストには、中国をはじめ、台湾、香港、バーレーン、アラブ首長国連邦、クウェート、ヨルダン、オマーン、カタール、カナダ、及び欧州連合(EU)の国々が含まれている。
なお、現在までに日本のほか、オーストラリア、ブルネイ、ドイツ、韓国、ニュージーランド、サウジアラビア、シンガポール、米国、及び英国の10カ国の旅行者は、オートゲートを利用できる。ただし、利用には登録が必要で、それを完了後にオートゲートを使った出入国ができるようになる。
サイフディン内相は、オートゲート利用可能国を増やすことについて「この措置は、入国ポイントでの迅速かつ円滑な審査を確保するだけでなく、観光業の促進にも寄与する」と述べている。
一方で「この措置が国の安全に影響を与えることはない」と確約。「この措置は、入国審査の混雑と待ち時間を最小限に抑えることを目的としており、外国人旅行者がオートゲートを使用しても、旅行者の情報は収集・記録されるため、安全性に影響はない」と述べている。
マレーシアではかねてから入国審査カウンターでの長い列と待ち時間を緩和するための措置を講じる必要があった。