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クランバレー(クアラルンプール首都圏)のLRT、MRT、モノレールの各駅では、その日のきっぷ販売で得た現金の輸送のため、最終列車の出発前に入口ゲートが閉まるという問題が起きている。
運行オペレーターのラピッドKLによると、「駅職員が日々の会計を締め、現金箱を安全に移送するための手順があるため」と説明。現金輸送用の特別列車は、最終電車の運行より前に走っているため、利用客は「終電に乗りたくても乗れない」というおかしな状況が起きている。
例えば、あるMRT駅では終電が午前0時21分に出発するにもかかわらず、現金輸送の都合で午後11時45分に入場を拒否する。これは駅係員が現金を持って輸送用列車に乗る都合で、駅が無人となってしまうため。ラピッドKLは「現状では利用客の40%が依然として現金できっぷを買っており、キャッシュレス化が進まない限り、この問題は解決しにくい」と説明している。