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5月17日早朝、ジョホール・バルの警察署で警官2人が殺害された事件が発生したのを受け、シンガポール内務省は国境検査におけるセキュリティ対策を強化した。
シンガポール内務省の声明によると、「国境検査を通過する旅行者はセキュリティ対策の強化に伴い、いくつかの遅延が予想される」とした上で、「マレーシア警察が他のアルカイダ関連の過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)のメンバーを捜索しているため、5月18日にはウッドランズチェックポイントを含むセキュリティ対策を強化した」としている。これには巡回の増加や、旅行者およびトラックなど輸送交通に対する厳重なチェックが含まれるという。そのため、「旅行者は国境検査で遅延が発生する可能性があることを考慮し、入国手続きに必要な追加の時間を見込むべき」と促している。
しかし、ジョホール州の観光業界関係者によると、警察署襲撃事件は、州の観光業に悪影響を及ぼさないとの見方が大勢を占めているという。
マレーシアホテル協会ジョホール支部のイバン・テオ会長は、「マレーシアとシンガポールの学校休暇が間近に迫っている」と指摘。特にシンガポールからの旅行者による予約増加が期待されていると述べている。
「警察署襲撃事件は一過性の出来事であり、ジョホール州の観光業に悪影響を及ぼすことはない」と強気の姿勢を崩していない。