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5月21日午後、シンガポール航空機が乱気流に巻き込まれ、乗客に死傷者が出る事故が起きた。複数の報道によると、同機にはマレーシア人は16人が搭乗していた。なお、日本人の乗客はいなかったと伝えられている。
事故が起きたのは、ロンドン・ヒースロー空港からシンガポール・チャンギ空港に向かっていたシンガポール航空312便。当該便に使われていたボーイング777型機はロンドンを現地時間前日の深夜に出発。離陸から約10時間後、ミャンマー上空を高度約1万1000メートルで飛行中、激しい乱気流に巻き込まれたという。同機は同日午後6時ごろ、バンコク近郊にあるスワンナプーム国際空港に緊急着陸した。
これにより、70代の英国人男性が死亡したが、死因はケガではなく心臓マヒだったとの報道もある。また70人以上がケガのためバンコクの病院に搬送されている。
乗客らの証言によると「シートベルトをしていなかった乗客はいきなり天井に叩きつけられた」「機内食配膳に使うワゴンも飛んだ」といった状況だったと伝えられている。その中の一人は、メディアに対し「乗組員とトイレの中にいた人々が最も重傷を負った。床に倒れて起き上がれない人が多く、脊椎や頭部をケガした搭乗客が多くいた」と語っている。