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象の生態研究施設、「ヒトとの棲み分けが重要」と強調

象の生態研究施設、「ヒトとの棲み分けが重要」と強調

2024.06.06 政治・社会

マレーシア象生態学管理所(MEME)は、森林地帯の近くにあるヒトの居住地周辺を徘徊する象の安全を確保するよう自治体など公共機関に呼びかけている。MEMEは、「象が移動するための安全な通路を確保し、人間の居住地から離れた森林地帯に近い放牧地に象を誘導することは重要だ」と強調している。

同団体の主要研究者であるウォン・イー・フィン博士とそのチームは、持続可能性チームや油ヤシプランテーションの管理者と協力して、プランテーションが野生の象と共存する方法を共に検討している。ウォン博士は、「野生生物に優しい対策を促進する機会があり、協力することが環境、人間、そして野生生物を守るために重要。一部の大規模なプランテーションは、対立を共存に変える能力と可能性を持つ」と述べている。

MEMEは現在、プランテーションと協力して象の移動経路を特定し、潜在的な放牧地を確保する作業を行っている。今後は州および連邦政府の他の機関との更なる協力を通じて、プランテーション内外の象の移動経路をつなげることを目指している。
 

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