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5月9日から始まった今年のメッカ巡礼「ハッジ」期間に入ってから、マレーシア人巡礼者の5人目の死亡者が6月11日確認された。
モハド・ナイム・モクタール首相府宗教担当大臣によると、5人目の死者はアンパン(セランゴール州)出身のズライダ・モハド・ハリスさん(37)で、6日間の治療を受けた後、脳出血を起こし、メッカにある病院で死亡したという。最初の死亡事例は5月26日に確認、その後、さらに4人の死亡が報告されている。また現地で医療機関に入っているマレーシア人も多く、現状で56人が入院中だ。
イスラム教徒(ムスリム)は、6月17日の犠牲祭の前後にメッカへと巡礼に出かける。同大臣は「メッカの気温が30度から45度に達することが予想される。長時間にわたって太陽に当たるのを避け、水分を多く摂取して熱中症を防ぐように」と述べ、巡礼者がサウジアラビア政府の規制や、現地の職員の指示に従うようにと呼びかけている。