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シンガポール航空は6月11日、先に発生した激しい乱気流により死亡者一人と多数の負傷者を出したロンドン・ヒースロー空港発シンガポール・チャンギ空港行きフライトに搭乗していた乗客に対し、補償に関する提案を送ったことを明らかに発表した。同機にはマレーシア籍の乗員のほか、多数のマレーシア人乗客が乗っていた。
それによると、軽傷を負った乗客には1万米ドルを提供する一方、重傷を負った乗客は特定の事例に応じた金銭補償を含む和解に向けた話し合いを行うという。
同社は「長期的な医療ケアが必要とされる重傷を負ったと医学的に評価され、金銭的支援を求める乗客には、当面の対応費用として2万5千米ドルが前払いとして提供される」としており、これは最終的な和解金の一部を形成するものであると説明している。
ロンドンからシンガポールへ向かっていたSQ321便はミャンマー上空を飛行中、突如発生した極端な乱気流に遭遇。73歳の乗客が心臓発作の疑いで死亡したほか、数十人が負傷した。その後、同便はバンコクのスワンナプーム国際空港に緊急着陸した。