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犠牲祭の祝日、国じゅうで祈り

犠牲祭の祝日、国じゅうで祈り

2024.06.18 政治・社会

犠牲祭(ハリラヤ・ハジ)の祝いの日を迎えた6月17日、国中のイスラム教徒(ムスリム)が礼拝を行い、モスクは人で埋め尽くされた。

アンワル・イブラヒム首相夫妻は、プトラジャヤのマスジド・プトラで2万人以上の信徒とともに祈りを捧げた。

首都のマスジド・ネガラでは、モスクのグランド・イマームであるエハサン・モハド・フスニ師の指導のもと、地元の人々だけでなく外国人からなる参拝者たちが祈りを捧げた。

犠牲祭はイスラム教の祝日で、イスラム暦のズルヒッジャー月の10日に祝われる祭り。アラビア語では「イード・アル=アドハー」(Eid al-Adha)と呼ばれる。この祭りは、預言者イブラヒム(アブラハム)が神の命令に従って息子イスマイルを犠牲にしようとした忠誠心と信仰心を記念するもの。また、羊、牛、ラクダなどの動物を犠牲として捧げ、その肉を家族、友人、そして貧しい人々と分かち合う。この犠牲の行為は、イブラヒムの試練と信仰を再現し、神への感謝と奉仕の精神を示すものだ。

この祝日は、イスラム教徒にとって重要な宗教的行事であり、家族やコミュニティと共に過ごす特別な時間となる。また、マレーシアを含む多くの国で公的な休日として認められており、特にムスリムが多数を占める国々では大規模な祝祭が行われる。
 

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