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中国の李強首相は6月19日、ニュージーランド、オーストラリア訪問の帰路、マレーシアに立ち寄り、アンワル・イブラハム首相と会談した。
李強首相は、マレーシアと中国の国交樹立50周年を記念する夕食会で「マレーシアとの友好と二国間関係を発展させ、両国の利益と明るい未来のために協力を続ける」と表明。「両国の関係が地域の模範となっている」と強調した。
そのために、李氏は両国がより強固な関係を築くために努力すべき4つの提案を披露した。
第一に、「伝統的な友情を強化し、二国間関係の基盤を強固にすることが必要である」と述べた。第二に、「両国の発展戦略を調整し、共通の利益を拡大する必要がある」と指摘。第三に「芸術と文化、観光、教育、スポーツの分野を含む両国の国民間の交流と相互学習を深める必要があう」と強調した。さらに第四の提案として、「国際舞台での中国とマレーシアの連帯と協調を強化し、共にグローバルな課題に対処すべき」との考え方を述べた。