シンガポールから英語のボランティア教師招請へ＝教育省

ファドリナ・シデク教育相は、マレーシア人の英語力向上のためにシンガポールからボランティアを招請する提案を支持した。シンガポールからのボランティア教師は、サバ州やサラワク州を含む、貧困層の都市部、農村部、遠隔地で勤務することになるとの見通しを示している。

同教育相は、この取り組みについて、「生徒や教師、そして学校に対して効果的な教育・学習の実践や革新的なアプローチに関する貴重な経験が提供されると信じている」と述べた。その上で、「韓国、オーストラリア、米国などの国々との教師交流プログラムは、教育省でも長い経験がある」と説明している。

さらに「シンガポール政府がこれらのボランティア教師の費用を負担する」とし、「一部で懸念されている追加予算の支出は発生しない」と強調。この取り組みがシンガポールとの強力な外交関係の証であるとしている。