ASEAN宇宙機関の国内設立で数カ国から要請

マレーシアがASEAN宇宙機関の設立を主導するよう、少なくとも5～6カ国から要請を受けていることが、上院で7月27日、明らかにされた。

ある上院議員は、マレーシアが2025年にASEAN議長国となる際に、23年のランカウイ国際海事航空宇宙展で議論されたASEAN宇宙機関の設立案を検討するかどうかについて閣僚に答弁を求めた。

これに応じたモハマド・ハサン外相は、「これらの国々がマレーシアを衛星打ち上げセンターとすることも望んでいるようだ」とするものの、ASEANの宇宙機関設立はまだ計画段階にとどまっているという。

同外相は「（政府は）この宇宙機関の設立場所や州をまだ選定していないが、内閣で決定する前に関係省庁や機関と協議する」と述べている。