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英国への渡航安全情報を発出=マレーシア外務省

英国への渡航安全情報を発出=マレーシア外務省

2024.08.06 政治・社会

マレーシア外務省は、英国の複数都市で起きている暴動を受け、自国民に対する渡航安全情報を発出した。同省は、「英国の複数都市で見られる暴動のために、同国への渡航を避け、注意を怠らないように」と呼びかけている。

また、滞在者は在英マレーシア高等弁務官事務所(ロンドンにあるマレーシア大使館に当たる機関)に登録し、タイムリーな情報と支援を受けることを強く推奨している。なおこうした英国への渡航の検討を促す情報は、マレーシアを皮切りにオーストラリア、ナイジェリア、インドネシアも発出。英国に住む、または訪れる自国民に対し、デモや暴動の場所に近づかないように注意を促している。

こうした暴動は。英国の複数都市で起きている。暴動の原因は、7月29日にリバプール近郊で起きた女児3人が殺害された事件。殺人犯について「イスラム教徒(ムスリム)の不法移民」と記されたSNS上の誤情報が、移民排斥を是とする極右勢力による暴動に発展。現在までに420人以上が逮捕される事態に発展している。

キア・スターマー英首相は、「暴動の参加者は極右の暴力行為に加担したことを後悔するだろう」と述べている。

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