首相、インド公式訪問を控え会見

8月19日から3日間のインド公式訪問を控えたアンワル・イブラヒム首相は18日、マレーシア国内の記者団を前に、「1957年から続く二国間関係のさらなる強化を目指す」と話した。

一方で、インド駐在マレーシア高等弁務官のムザファー・シャー・ムスタファ氏（大使級）によると、「この首相訪問に伴い、マレーシアとインドは、デジタル、観光、医療、労働力、公共行政、伝統的なアーユルヴェーダ医学などの分野で協力するための7つの覚書（MoU）を締結する予定」と明らかにした。その上で、「この訪問は、再生可能エネルギーや電気自動車（EV）の分野での協力機会も広げることが期待されており、こうした分野ではインドが強みを持っている」と指摘した。また、インド側は半導体産業における協力をマレーシアと強化したいと考えているという。