KL繁華街の歩道陥没、転落女性は依然不明

クアラルンプールの繁華街のひとつ、マスジッド・インディア周辺で8月23日、インド人の女性観光客（48）が歩道を歩行中、地面が陥没し、深さ約8mの穴に落ちるという事故が発生した。

目撃者によると、歩道が突然崩れ、女性は地下を流れる水道管の水流によって流されたとみられる。

現場では、消防救助隊が特殊部隊やK-9（警察犬）ユニット、重機を使用して救助活動を行っているが、25日夜までに被害者の手がかり発見には至っていない。地下には強い水流があり、捜索は慎重に進められている。

また、周辺のインフラが影響を受ける恐れがあるため、排水設備の閉鎖などは慎重に判断されている。また、近隣の事業所には安全確保のため一時的な閉鎖が指示されている。

被害者は夫や友人と共に約2カ月前からマレーシアを訪れており、事故直後に帰国する予定だった。