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8月23日、クアラルンプールの繁華街、マスジッド・インディア周辺でインド人の女性観光客(48)が歩道に出来た穴に落ちた事故について、ザリハ・ムスタファ首相府(連邦直轄区担当)大臣は8月31日、9日間にわたる広範な捜索活動を経て、政府が捜索救助チーム (SAR)の活動を終了することを決定したと発表した。
不明女性の家族は現地で最後の宗教儀式を行い、インドへ帰国した。報道によれば、9月1日に不明女性の夫、息子、そして姉妹が陥没穴の現場を訪れ、ヒンドゥー教の儀式を執り行った。また、一握りの土を集め、それをビニール袋に入れ、おそらくインドへ持ち帰るための準備をしていたとみられている。家族は同日夕方、インドへ向けマレーシアを離れた。
陥没穴に転落後行方不明となった女性の捜索をめぐっては、SARが警察犬や潜水部隊を投入しても発見することができなかった。「周辺の商店などへの影響が著しい」というのも捜索終了のひとつの理由だという。