第67回独立記念日、盛大に祝われる

2024年のマレーシア第67回独立記念日（メルデカ・デー）は8月31日、メインイベントが行政首都のプトラジャヤで盛大に開催された。

今年の行事には、1万7,000人以上の参加者、軍隊、警察、学校、地域団体など59の部隊、24のブラスバンド、そして400を超えるマレーシア軍の各種の装備や車両、兵器、航空機がパレードに華を添えた。

特に注目された部隊は、国家統一省が主導する「マレーシアン・マダニ・コミュニティ・コンティンジェント」で、800人の参加者が伝統的な衣装やアクセサリー、パフォーマンスを披露し、パレードの中で最も長い列を形成した。プトラジャヤの中心部は色とりどりの文化的な表現で彩られ、国民の団結と多様性を祝う象徴的な場となった。

このイベントには、多くの観客が集まり、国旗「ジャルール・ゲミラン」を振りながら、国の独立記念日を祝う姿が見られた。

なお会場については従来、クアラルンプール市内のムルデカ広場で行われて来たが、今回は昨年に引き続き2年連続でプトラジャヤが主会場となった。