アンワル首相、プーチン大統領と首脳会談

ロシア極東ウラジオストクで9月6日まで開催される第9回東方経済フォーラム（EEF）に参加するアンワル・イブラヒム首相は、ロシアとの関係がまだ十分に活用されていないと認識しつつも、今後あらゆる分野での協力強化に意欲を示した。

4日にはプーチン大統領との二国間会談において、アンワル首相は「個人的にも政府間でも、ロシアとのあらゆる分野での協力関係を強化したい」と述べた。

アンワル首相は、5日にはフォーラムの本会議でスピーチする。

また、アンワル首相は来年マレーシアがASEANの議長国を務めるにあたり、地域としてロシアとの協力をさらに推進していく意向をプーチン大統領に伝えた。「ASEANは常にロシアとの関わりを持ち、半導体などの分野で自由貿易を進めている。2025年ASEANサミットへのロシアの参加を楽しみにしている」と述べた。