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9月16日、マレーシア・デイが盛大に祝われた。この祝日は1963年にマラヤ連邦、サバ、サラワク、そして当時のシンガポールが統合され、マレーシアが正式に成立した日を記念するもの。
マレーシア・デイに際し、アンワル・イブラヒム首相は「マレーシアの人々は、あらゆる形の宗教的過激主義と憎悪を拒絶しなければならない」と改めて言及した。これは9月16日にパダン・ムルデカで行われたマレーシア・デー2024の祝賀会で述べたもの。
アンワル・イブラヒム首相
首相は、「人々の間での思いやりと愛を求め、マレーシアの国家形成の経緯から学ぶように」と呼びかけた。60年以上前に国の自由のために戦った人々は、国とその国民のために戦う強い良心を持っていたと指摘している。
また、首相はマレーシアのマダニ政府の下で誰も置き去りにされることはないと確約した。政府は、国内のどこにいても人々の問題に対応する用意があると述べた。
首相はすべての州に問題があることを認めたが、リーダーは「背景に関係なくマレーシアのすべての人々を助けるべきである」と強調した。
サバ州の港町センポルナ Photo by Lesly Derksen on Unsplash
アンワル首相は、サバ州首席大臣ハジジ・ノール氏とサラワク州首相アバン・ジョハリ・オペン氏に対し、感謝の意を示した。「解決すべき問題があることを認めるが、私が首相になったとき、サバ州の首席大臣とサラワク州の首相が誠実に話し、善意で叱咤してくれたことは幸運だった」と述べた。
また、アンワル首相は61年前、東部2州が合流した「国の形成」につながった建国のリーダーたちの苦労と犠牲をマレーシア国民に思い起こさせた。ボルネオ島で国境を接する隣国インドネシアが最初にマレーシアの形成を阻止したことに触れ、「当時、サバとサラワクがマレーシア連邦に参加することを阻止しようとする試みがあった。しかし、今ではこれらの国々は私たちの良き友である」と述べ、インドネシアからの強い反対があったことに言及した。