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ペナン州で長年に渡って本土とペナン州の行き来に使われていた退役済みフェリーが、アジア初の「浮遊博物館」となるべく移動が始まっている。
10月3日午後には、バガン・ダラム・スリップウェイにあるマレーシア鉄道(KTMB)橋を無事にくぐり抜け、博物館稼働に向け重要なミッションを終えた。なお、このフェリーは、最終的にタンジュン・シティ・マリーナへ移設される。
橋をくぐる際には、さまざまな年齢層の人々が歴史的瞬間を目撃するために集まり、歓声を上げる人々の姿が見られたという。
ペナンの海事遺産を保存し展示する役割を果たすことになるこの博物館は2024年中に完成予定とされる。
計画によると館内では、インタラクティブな展示を提供、訪問者がフェリー内部を自由に探検できるように設計されている。エンジンルームの展示、土産物店、子供向けのインタラクティブゲーム、地元アーティストによるアートインスタレーションやカフェなどが設置される予定。