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10月7日、パサ・セニ駅とKLセントラル駅の間で線路侵入事件が発生した。マレーシア国鉄(KTMB)はこれを受けて10日、補助警察部隊による全国的な鉄道施設への警備を強化し、侵入が多発する場所でのパトロール回数を増やすことにしたと明らかにした。
この事件では、不審者が線路に侵入。LRTの運行が一時的に中断された。不審者はCCTVを通じて確認され、安全確保のために電力供給を中断した。駅職員や警察による捜索が行われたが、不審者は発見されず、逃亡したと考えられている。そのためLRTケラナ・ジャヤ線の運行は長時間にわたって中断した。事件は引き続き地元警察により捜査中だ。不法侵入者には、罰金や刑事処罰が科される可能性があるとしている。
KTMBによると、鉄道線路への侵入事件が2024年1月から8月までに282件発生したという。これらの事件は鉄道サービスに支障をきたしており、全国的に平均して1日1件以上の報告があるとされる。人や動物の侵入による事故に加え、列車の部品を盗むための侵入も報告されている。
KTMBでは、駅での安全および警告表示を設置し、こうした事件を防ぐために、乗車プラットフォームでは黄色い線の後ろに留まるよう乗客に注意喚起している。