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ザンブリ・アブド・カディル高等教育相は10月10日、Facebook投稿を通じて、ロシアへのマレーシアの学生に対する奨学生数を従来の年間20件から40件の拡大で同意したと明らかにした。「この奨学金枠の拡大は、7月にセルゲイ・ラブロフ外相がマレーシアを訪問し、首相との会談中に提案されたもの」とザンブリ氏はで述べている。
同相によると、この合意はロシアのサンクトペテルブルクで開催された第3回マレーシア・ロシア経済、科学、技術、文化協力合同委員会(JCESTC)会議において、9月初めのアンワル・イブラヒム首相のウラジオストク訪問に続いて達成されただという。会議では、両国間の教育関係の強化についても議論され、初等教育および高等教育の分野が対象となった。
「これには、ロシアで学ぶマレーシアの学生およびマレーシアで学ぶロシアの学生の数の増加も含まれている。最新のデータによれば、現在ロシアには617人のマレーシア人学生が在籍しており、医学、工学、石油・ガス、海洋技術などの分野で学んでいる」としている。
マレーシアは歴史的に中立的で、多角的な外交を展開してきた国であり、特定の国に対する制裁や孤立政策に積極的に加わる姿勢はとっていない。西側諸国によるロシアへの制裁が行われる一方で、東南アジアを含む多くの国々は、制裁に同調しない立場を取っている。
Photo by Klaus Wright on Unsplash