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10月16日夕刻からクアラルンプールで降った豪雨により、複数の主要道路が冠水した。
クアラルンプール市役所(DBKL)の声明によると、冠水が確認されたのは、バンク・ラキャット前のジャラン・パーラメント、ジャラン・スルタン、トゥンシン病院付近のジャラン・プドゥ、セガンブットラウンドアバウト下のジャラン・クチンなど。
DBKLは、「交通状況の管理および必要に応じた救助活動の支援のため、現場に職員を派遣した」と述べている。計120人の市職員が現場に配置され、飛行部隊、緊急対応チーム、救助部隊、交通監視員、牽引チームが待機し、現地の状況に対処する準備が整っているとしている。
道路利用者に対し、冠水した道路を避けるとともに、常に天気予報と状況を確認し、十分に注意するよう呼びかけている。
こうした突然の豪雨について、セーフコミュニティ連盟のリー・ラム・タイ議長は、「当局が必要な予防策を講じるべき警鐘である」と述べた。同氏は、「首都の排水システムを改善するための抜本的な対策が必要だ」と強調している。
「事実として、首都では多くの開発活動が進行中であり、排水システムがこれに対応できていない可能性がある。長年にわたりこうした突発的な洪水の問題が続いており、激しい雨が長時間降るたびに、多くの道路が冠水する可能性がある」と指摘。18日に予定されている2025年度予算案の発表を控え、リー氏はクアラルンプールの洪水対策に向けたより大きな予算の配分を提案した。
また、洪水発生時に自然現象だけを責めるべきではないとし、「包括的な開発計画を通じて排水システムを改善し、こうした問題に対処することが必要である」と指摘した。