年初から9月までの交通事故死者、若者が７割占める

連邦交通警察はこのほど、年初からの9カ月間における交通事故死亡者のうち、18歳以下の学生が779人おり、こうした若い世代は交通事故の死亡者数全体の70%を占めているという。
連邦交通捜査の担当者は「これらの数字は、家族やコミュニティにとって非常に心が痛む損失を表している」と10月23日行われた交通安全啓発プログラムで述べた。
オートバイの事故の多くが午前6時から10時の間に発生しており、その主な原因は、追突、無謀な車線変更、車両のコントロールを失うこと、または運転者の疲労などであるいう。
オートバイ運転者の死亡数を減らすために、連邦交通警察は、交通安全や事故防止を目的としたオートバイ運転者に対する特別な取締りや取り組みとして「オートバイ特別取締り」を8月12日から9月12日まで全国各地で実施された。こうした取り締まりでは、特に死亡事故が多いオートバイ運転者を中心とした交通事故の削減を目指しているとされる。
「オートバイ運転者および同乗者に関する死亡者数」は、2023年の436人と比較して、2024年の同期には324件の死亡と若干減少傾向にあるという。