スバン空港での「航空機墜落」のうわさはデマ

このほど、クアラルンプールの第2空港であるスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港（通称、スバン空港）でボーイング737機が墜落したとの情報がネット上に拡散した。

WhatsApp上のうわさによると、この“墜落事故”で10人が死亡し67人が負傷したとされているが、ペタリンジャヤ地区警察署長を務めるシャルルニザム・ジャアファル警視は、このボーイング737の墜落という噂を否定。こうしたうわさが流れたことについて「航空機墜落に対処するための緊急シミュレーション演習が、複数の機関と共に実施されたのが誤解されて伝わったのでは」との見方を示した。

同警視によると「国家災害管理庁も今回の演習をモニターしていた」という。