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マレーシアのヒンドゥー教徒が祝う重要な宗教的祝日「ディーパバリ(Deepavali)」の祝日である10月31日が近づいてきた。公的な休日はこの1日だけだがディーパバリの前後に多くの人が移動するため、祝日前日や翌日も交通量が増えることが一般的となっている。
政府はディーパバリの祝日に合わせ、29日午前0時1分から30日(水)午後11時59分までの2日間、全高速道路で無料通行を実施すると発表した。
ディーパバリは、「光の祭典」として知られている。ヒンドゥー教の暦に基づいて毎年10月または11月に祝われ、善が悪に打ち勝つことを象徴している。この日は、人々が家々に灯明をともして光を広げ、悪や暗闇を追い払うことを意味している。
マレーシアでは、ディーパバリは国の公的な祝日として認定されており、ヒンドゥー教徒が多いマレーシアの各州で広く祝われている。この日には、家族や友人と集まり、食事を楽しみ、伝統的な衣装を身に着けることが一般的であり、寺院での祈りや儀式も行われる。
29日から交通量が増加し、ディーパバリの祝日である31日に向けて、約262万台の車両が北部、南部、東海岸方面に向かう主要高速道路を利用すると予想されている。マレーシア高速道路庁(LLM)のサザリ・ハルン局長によれば、PLUS高速道路では213万台、クアラルンプール-カラク高速道路で19万8000台、東海岸高速道路第1期では7万8220台、第2期では5万9220台、西海岸高速道路(WCE)では15万3700台の車両が利用すると見込まれている。