首相、中国の李強首相と首脳会談＝北京で

アンワル・イブラヒム首相は11月5日、北京の人民大会堂で中国の李強首相と首脳会談を行った。両国首脳が会談するのは6月19日にマレーシアの行政首都・プトラジャヤで行われたのに続き今年2度目。

会談中、アンワル首相は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成される新興経済国ブロック・BRICSへのマレーシアの参加を支援する上で中国が先頭に立っていることに対し、「非常に感謝している」と述べた。

「参加に向けての現状は非常に良好であり、経済、社会、教育、テレビ、軍事、国境保護を含むあらゆる分野で協力を拡大している」と指摘。李首相のマレーシア訪問が「自身にとってもマレーシア政府にとっても記憶に残る出来事であり、主要な投資や重要な二国間問題に関する議論の加速に道を開いた」と振り返った。

アンワル首相は11月4日から7日まで中国に滞在。その間、上海で開催中の第7回中国国際輸入博覧会（CIIE）へも足を運ぶ。

なお、今回のアンワル首相訪中には、モハマド・ハサン外相、アブドゥル・アジズ投資貿易産業相、スティーブン・シム・チー・キョン人材資源相など主要閣僚が同行している。