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インドネシア東部の東フローレスに位置するレウォトビ・ラキラキ火山が11月13日、火山活動が活発化し、継続的に噴火を起こしている。
噴火により大規模な火山灰雲が発生したため、バリ島(デンパサール)、ロンボク島および東ヌサ・トゥンガラ州ラブアンバジョ(コモド)発着のフライトが大きな影響を受けている。すでに、マレーシア航空、エアアジアの便も遅延、キャンセルしている。
バリ島に滞在しているリゾート客らは移動が困難な状況が続いている。また、11月13日時点でラブアンバジョには124人のマレーシア人が滞在していることがジャカルタのマレーシア大使館から報告されている。滞在者のうち53人は空域の一時閉鎖を受け、海路でラブアンバジョを離れた。
在デンパサール日本領事館はングラライ(デンパサール)空港について、閉鎖はされていないものの、航路や出発地、航空会社によっては、大幅な遅延や欠航、当地に向かって出発後の引き返しが発生している」と説明。空港の閉鎖等について、「噴煙、降灰の状況(風向き)によって検討されるため、非常に流動的」としており、「噴火活動終息の見通しは不明」と述べている。また、ジャカルタにある在インドネシア・マレーシア大使館は「影響を受けたマレーシア国民には、現地当局の指示およびフライト状況を随時確認するよう」と呼びかけ、火山活動に関する最新情報を確認するよう注意喚起を行っている。