ホームマレーシアニュース実母の遺体を自宅に3年半も隠匿=被疑者男性は拘留
実母の遺体を自宅に3年半も隠匿=被疑者男性は拘留

実母の遺体を自宅に3年半も隠匿=被疑者男性は拘留

2024.11.15 政治・社会

クアラルンプール市内のマンションで男性(53)が自宅の冷凍庫に高齢女性の遺体を3年半にわたって隠しながら生活していたことが明らかになった。この男性は2021年に自身の母親とみられる女性を殺害したとされ、近隣住民とはほとんど交流せず、暗がりの中で孤独に生活していたという。

警察の調べによると、容疑者と被害者の間には宗教に関する意見の相違があったという。事件が発覚したのは、容疑者が自身の体調不良を理由に警察に連絡し、「母親の遺体を冷凍庫に入れている」と自ら告白したことがきっかけだった。

警察は11月12日、容疑者の住むタマンOUGにある二階建ての自宅を捜索し、冷凍庫から遺体を発見した。容疑者は11月19日まで拘留されており、警察は遺体の女性が本当に容疑者の母親であるかどうか、そして事件の動機についても調査を進めている。警察は、被害女性が80代であることから、個人的な争いが事件の背景にある可能性が高いと見ている。

ルスディ・モハマド・イサ・クアラルンプール警察署長は、「容疑者の指紋やDNAの照合を行う予定」と発表。「53歳の容疑者は、被害者が自分の母親であると主張しているが、その真偽は現在調査中だ」とした上で、「事件の動機についても引き続き解明を進めている」と記者会見で語った。

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