2033年、33年に一度のラヤ現象が訪れる

2033年、マレーシアでは3つの大きな祝祭日が重なる珍しい現象が発生する。
具体的には、ハリラヤ、旧正月（チャイニーズニューイヤー）、そしてクリスマスがほぼ同時期に祝われることになる。

この現象が起きるのは、2033年のハリラヤが2回祝われるためだ。
最初のハリラヤは1月に、2回目は12月に予定されている。この2回のハリラヤが、偶然にも中国の旧正月（1月31日）と、12月のクリスマス（12月25日）と重なることになる。

ハリラヤが2回祝われる理由は、イスラム暦が太陽暦よりも約11～12日短いためだ。
このため、イスラムの祝祭日が毎年早まることになり、33年に一度、そのずれが偶然にも1年の中で2回のハリラヤを迎えることになる。

この珍しい重なりは、2033年に訪れる一度きりの特別な年となり、国民にとっても非常に記憶に残る祝祭となるだろう。