道路のくぼみに二輪車＝死亡事故が２件-2021/01/05

道路のくぼみに二輪車のタイヤがはまり、急停止することで運転者が転落し死亡する事故が相次いでいる。当局は道路の改修を進めるとしながらもこうした事故が後を絶たない。
１月３日早朝にはクアラルンプール市内で、運転していた男性（75）が、二輪車前輪が穴にはまったことで死亡する事故があった。
この事故では、タマン・コノート地区からミッドバレー地区に向かって三車線の真ん中を高速で走っていたところ、道路の一部が雨でくぼみができ、そこに車輪がはまって運転手は30メートル先まで飛ばされて即死したという。
４日にはセランゴール州ぺタリンジャヤのムティアラ・ダマンサラ付近で、フードデリバリー中の男性（31）がバイクでの移動中、タイヤが路上の穴に入り込み、転倒して死亡する事故があった。
12月末にもカイリ科学技術・イノベーション相が二輪車で走行して道路のくぼみにはまって転倒してけがをする事故があったばかり。