ＳＯＰ違反の最高罰金の詳細を説明＝上級相-2021/03/04

標準運用手順（ＳＯＰ）の個人への違反者に対して最高罰金額が11日から１万リンギに引き上げられることに関して、イスマイル・サブリ上級相兼国防相は３月２日に詳細を説明した。
同相は「警告書をまず３回発行した後にそれでも違反した場合に最高罰金額が科せられる」と説明。特に不可欠経済セクターに含まれていないナイトクラブやバーでの違反者が多くいることを憂慮。これらの利用者や隔離が義務付けられている人が外出した場合、最高罰金額の対象となるとも述べた。　
また、ＳＯＰを違反した企業に対しては最高５万リンギが科せられる。同相は「４０００人以上の感染者を出した工場への罰金はこれまで最高罰金額が１０００リンギだった」として不公平であったとの見方も示した。
罰金の支払いを求められた違反者は各地区の保健所に不服申立てができるとしたものの、減額については保健所の決定によるとも説明した。