スランゴール州　来年１月から駐車システムを完全デジタル化-2021/03/11

スランゴール州政府は３月９日、来年１月から駐車料金の支払いを含め駐車システムを完全デジタル化すると述べた。地方自治体・公共交通機関・新村開発委員会のン・ツェハン委員長（州の閣僚に相当）が明らかにした。
現行の駐車券を購入するシステムは今年の１２月３１日に終了する。来年１月以降は州全体で統一化される駐車アプリ「スマート・スランゴール・パーキング」（ＳＳＰ）での料金支払いとする。ただ、スマートフォンを使用していない人に対しては駐車券発行代理店が代替の支払い法を提供するとしている。ＳＳＰは現在の登録者数は１５０万人に達し、重さ約63万５０００キロの駐車券用の紙をこれまでに節約できたという。
また、州内の駐車スペースがよく使われる「ホットゾーン」では最大利用時間数を設定して、より多くの人が利用できるようにしたい考えも同委員長は述べた。アプリ上で物理的に制限できる仕組みにしたい方針だ。