外国人労働者の検査 3月末までに=人的資源相-2021/03/12
2021.03.12 コロナサラヴァナン人的資源相は3月10日、外国人出稼ぎ労働者に対する新型コロナウィルスの検査を31日までに実施するよう雇用主に求めた。遅れた場合は雇用主に対して法的措置を取ると警告した。
同相は先に2月28日までに終えるよう猶予期間を与えられ、検査していない場合は暫定就労訪問パスの延長ができなくなるとしていた。しかし、検査費用を一部負担する従業員社会保障機構(SOCSO:マレー語PERKESO)に登録する外国人労働者170万人のうち検査に応じたのは100万人にとどまっているという。
人的資源省は昨年12月、感染者の多い6州での外国人労働者の検査の義務化を導入。その後に全国に拡大して検査を行っている。