デモのあったEMCO地区 29日に解除-2021/04/30
2021.04.30 政治・社会サバ州政府は「強化された活動制限令(EMCO)」の延長に住民が反対したタワウ郡カンプン・バルを29日に封鎖を解除した。同州のマシディ・マンジュン住宅・地方自治体相が28日に明らかにした。
同相によると、住民824人を検査したところ、23人のみに陽性反応が出たため、解除に踏み切った。ただ、今後も感染者が出る可能性もあり、州政府はこの地区の注視を続ける。
連邦政府は先にこの地区のEMCOを5月12日まで延長すると発表。4月1日から封鎖措置の取られた住民らに疲労感が広がり、収入も途絶えていることから住民らは延長の反対デモを実施した。
また、デモの開催で7人が逮捕された同郡カンプン・ムヒバ・ラヤのEMCOは解除されないもようで、期限は5月8日までとなる。