ホームマレーシアニュースマレーシア女子選手、初の金=飛込W杯東京大会で-2021/05/07
マレーシア女子選手、初の金=飛込W杯東京大会で-2021/05/07

マレーシア女子選手、初の金=飛込W杯東京大会で-2021/05/07

2021.05.07 政治・社会
飛込のワールドカップ(W杯)で、マレーシア初の金メダリストが生まれた。この夏、開催が予定されている東京五輪最終選考会とプレ大会をかねて東京アクアティクスセンターで5月5日に行われた女子高飛込(10メートル)決勝で、サラワク州出身のパンデレラ・リノン・パム選手が見事金メダルを獲得した。
パンデレラ選手は東京五輪の出場権を獲得していたが、同大会に出場。「日本の感染状況に不安」としてオーストラリアが欠場したほか、中国と北朝鮮の有力選手が欠く中での戦いだったが、実力をいかんなく発揮し、見事金メダルに輝いた。
マレーシア人で初の女性五輪メダリストとしても知られるパンデレラ選手は、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得後、2016年リオ五輪で銀メダルを獲得。マレーシアでは男女あわせて初となる五輪の金メダルが狙える最有力候補として東京五輪での活躍が期待されている。
同選手は出自がマレー系ではなく、ボルネオ島の先住民ダヤク族の系統であるビダユ族の血を引く。ビダユ族はもともと、サラワク州最南端のインドネシア国境に近い丘陵地帯に居住。同選手もその地域の一角にあるバウ(Bau)の出身だ。(写真:大会公式サイトより)
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