【大使館より】5/25導入のMCO追加対策の概要について-2021/05/23
2021.05.23 コロナイスマイル・サブリ上級相兼国防相及び保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は5月22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け実施された共同記者会見で、「活動制限令(MCO)」での対策強化に関する発表を行なった。導入は5月25日からでマレー半島(西マレーシア)及びラブアンにて適用される。
在マレーシア日本大使館が在住邦人向けに送出した発表内容の日本語訳は次の通り。
1 民間部門は、感染拡大防止のため、施設に入る前に全ての労働者・訪問者のステータスをMySejahteraにて確認する責任を負う。
2 スーパーマーケットや店舗の訪問者の人数を制限する。
3 法執行機関による検査を強化する。総合的な法執行機関による取り締まりを行い、公共の場及びそれぞれの持ち場におけるSOP遵守をモニターし、全ての法執行機関に対して反則金を課す権限を与える。
4 経済セクターのSOPは、国際貿易産業省(MITI)から発表される。
5 政府はHIDEシステムによりショッピングモールや工場などハイリスクエリアを確認する。保健省によるリスク評価を実施し、ハイリスクとされた場所は即日閉鎖する。
6 SOPの遵守状況をモニターするため道路封鎖箇所が増加される。
7 5月25日から営業時間は午後8時までとし、宗教活動を除くその他の活動(ジョギング、ウォーキング、サイクリング)も同様とする。宗教活動については関連省庁にから別途示される。
8 主な追加措置については以下のとおりです。
(1)経済セクター
・営業時間午前8時から午後8時
食堂、屋台、移動式屋台、ホーカー、キヨスク、ドライブスルー、デリバリー、食料品店、デパート、生活用品販売店販売店、ペットショップ、ガソリンスタンド(高速道路のガソリンスタンドを除く)、コインランドリー、メガネ販売店、洗車店、理容室及び美容室
・午前8時から午後10時
薬局
・午後4時から午後8時
ナイトマーケット
・24時間営業
高速道路のガソリンスタンド
(2)公共サービス
・全体の80%(約75万人)のテレワーク(必要なサービスセクター及びフロントライナーを除く)
(3)企業セクター
・全体の60%の出勤、40%はテレワーク(約610万人)オペレーションとマネージメントを含む。
(4)公共交通機関
・乗車定員の50%