アンワル氏 新政権を「リサイクル内閣」と批判-2021/08/30
2021.08.30 政治・社会野党の人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム総裁は8月27日、同日に発表されたイスマイル・サブリ新政権の閣僚名簿を見て「リサイクル内閣だ」と批判した。
同総裁は「目新しさはまったくなく、マレーシアへの投資家への信頼を回復させられない」と述べた。
発表された閣僚のうち大半がムヒディン前政権の閣僚で、横滑りをした閣僚も複数いる。
同総裁は「前政権で国内問題を効率的に解決しなかった閣僚のリサイクルに過ぎない」と期待感も示せないとしている。また、「新型コロナウイルスと経済危機においては新しいアイデアとアプローチが必要」と強調。引き続き国会で「チェック・アンド・バランス」で監視を続けていくと説明した。