オンライン試験でポルノビデオ流れる 外部の犯行か-2021/10/18
2021.10.18 政治・社会クアラルンプール市内の中等学校2年生のオンライン試験で10月15日、試験開始と同時にポルノビデオが流れる事件があった。外部からネットワークに侵入して故意に流したとみられ、教育省は対応を迫られている。
行動民主党(DAP)の張念群議員(元教育省副大臣)によると、ビデオ会議プラットフォーム「Google Meet」を利用して「デザイン&テクノロジー」の科目の試験が始まった直後、画面にわいせつな映像が流れ始めたという。担当教員は生徒に対して即座に退出するよう指示し、その後に再び試験を行った。
ポルノビデオがどこから流れたのかは原因がつかめていないが、同プラットフォームのリンクを入手して何者かが接続して放映させたとみられている。
同議員は教育省に対して安全なオンライン授業を受けられるようガイドラインを策定する必要があると強調。ハッキングなどへの対策も講じるよう同省に求めた。