マラッカ州議会選挙 11月20日に-2021/10/19
2021.10.19 政治・社会今月4日に突如解散されたマラッカ州議会(定数28議席)の選挙の投開票が11月20日に決まった。選挙委員会が10月18日に発表した。
公示日は11月8日で、期日前投票は11月16日から始まる。10月3日現在の同州の登録有権者数は49万5196人。
同委員会のアブドゥル・ガニ委員長は「投票率は70%になるだろう」との見通しも示した。
同委員長はまた、新型コロナウィルスの感染防止のため、60歳以上の有権者に対して別途投票場所を設けるとしている。郵便投票申請は10月20日から受け付ける。選挙関連費用は4600万リンギを計上する。
この選挙はスレイマン・アリ州首相の議員支持数が過半数の14議席を下回ったため、同州首相が解散に踏み切った。当初、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、連邦政府に対して非常事態宣言の発令で選挙を凍結するよう求める声も挙がっていた。ただ、同州は10月18日から「国家復興計画」の4期目に入り、そのタイミングに合わせて選挙委員会は選挙日程を発表したようだ。