交通機関の利用者数 来年に80%まで回復-2021/10/21
2021.10.21 政治・社会公共交通機関を運営するプラサラナ・マレーシア社は首都圏のバスと電車の利用者数が2022年にパンデミック以前の80%にまで回復するとの見通しを示した。モハマド・アズハルディン最高経営責任者(CEO)が10月20日に明らかにした。
CEOによると、10月13日現在の首都圏のバスと電車の利用者数は1日あたり38万人。この数字はパンデミック以前の2019年の利用者数の70%下回る数字。また、2020年比では約40%下がった利用者数だという。
経済の再開に伴い、「利用者数はパンデミック以前の数字に徐々に近づいていくだろう」ともCEOは語った。また、2022年度国家予算案に乗り放題パスの延長などの支援が盛り込まれることに期待も示した。
一方、同社が所有する老朽化したバスすべてを2030年までに電気自動車に置き換えるとも表明。さらに、首都圏のバス停や歩行者用通路の整備も今後計画しているとも説明した。