SOPの違反の罰金1万リンギ 無効へ-2021/10/26
2021.10.26 政治・社会ワン・ジュナイディ首相府相(法律担当)は10月25日、標準運用手順(SOP)違反に伴う最高罰金額1万リンギなどが近く無効になるだろうと述べた。「罰金額が規定されている緊急条例の無効化が国会で可決されてから」と説明した。下院議会では25日に無効化動議が可決した。
現行法ではSOPに違反した個人に対して最高1万リンギ、企業に対しては最高5万リンギの罰金が科せられている。感染防止のため、今年3月から罰金額が引き上げられていた。
条例が無効化となった場合は1988年感染症予防管理法に基づき個人に対して最高1000リンギの罰金刑に引き下がる。ただ、企業に対しての罰則が同法にはないため、別途定める可能性がある。
無効化については今後、上院で審議があり、さらに官報として掲載するまで時間がかかる。このため、最高罰金額の1万リンギなどの罰則についてはまだしばらくは存続しそうだ。