女性との不倫行為　男に罰金刑下る-2021/11/03

サラワク州ミリ郡下級裁判所は11月2日、既婚女性を誘惑して不倫行為におよんだ罪でマシュー・ギマ被告（26）に罰金1500リンギの判決を下した。 起訴状によると、被告は2021年5月30日午後8時ごろ、プルミジャヤ地区のアブラヤシ農園の労働者宿舎で既婚女性を誘惑し、関係をもった。その後に女性の夫に発見されたもようで、逮捕・起訴された。 被告は公判で適切な仕事をもっていないとして情状酌量を求めていた。 マレーシアでは刑法498条で既婚女性を誘惑したり、犯罪目的で連れ去ったり監禁することを禁じている。今回のケースはこれにあたり、違反すると最高で禁固刑2年または罰金刑あるいはその両方が科されると規定されている。 今回の被告は罰金刑を期限までに納付しないと禁固刑2カ月の処分となることも裁判所は下した。